2023.02.20
マイケル・リンの新作完成を記念してトークイベントを開催します。
ホストには、リンと長年にわたる交流があり大分県とも縁の深いアーティスト、島袋道浩を迎えます。両者の「生活や日常のなかに作品のテーマやモチーフを見出す」という共通点や美術館の枠を超えた活動のあり方を切り口に、今回の新作や近年の活動について対話します。
島袋道浩 (しまぶく みちひろ) / アーティスト
1969年神戸市出身。那覇市在住。1990年代初頭より世界中の多くの場所を旅し、その場所やそこに生きる人々の生活や文化、新しいコミュニケーションのあり方に関するインスタレーション作品や彫刻、写真、ビデオ作品、パフォーマンスなどを制作。詩的でユーモアに溢れると同時に社会や人々を啓発する作風は世界的な評価を得ている。
世界各地の美術館やアートセンター、ギャラリーなどで個展を開催すると同時に企画展にも多数参加。代表的なものにヴェニス・ビエンナーレ (2003・2017)、サンパウロ・ビエンナーレ (2006) などがある。
作品はパリのポンピドー・センターやロンドンのテートモダン、モナコの新国立美術館、クンストハーレ・ベルン、香港のM+、国立国際美術館、東京都現代美術館、金沢21世紀美術館などに収蔵されている。大分県内では、別府市のホテル『ガレリア御堂原』や国東半島各所で恒久展示作品が見られる。